ボディプロ TEN 主成分の働きと副作用

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ボディプロ TENの主成分の働きと副作用とは?

ピロロキノリンキノン-PQQ

【働き】

 

PQQは強力な抗酸化物質として作用し、体内のミトコンドリアの生産をサポートし、良質なミトコンドリアの働きを促進します。特に「脳機能の改善」効果は、PQQがもつ「抗酸化作用」「ミトコンドリア新生」「神経成長因子増強」などの作用によるものと考えられています。PQQは1979年に発見された物質で、PQQを含まない餌をマウスに与えると生育不良や皮膚がもろくなるなどの異常が観察され、栄養学的な知見からビタミンの候補として考えられてきました。身近な食品では、「納豆」「豆腐」「味噌」などの発酵食品をはじめ、野菜類では「パセリ」「ピーマン」「ホウレンソウ」などの緑の野菜に、飲み物では「ウーロン茶」などに、1ミリリットル中約20〜60ナノグラムという微量のPQQが含まれています。また、PQQがより高い濃度で含まれていたのが、「母乳」です。赤ちゃんをスクスクと成長させる母乳には、1ミリリットル中140〜180 ナノグラムのPQQが含まれている、との研究結果が海外の研究により明らかにされています。また、分子性結晶PQQとイオン結晶Na2PQQの酸性水(人工胃液)への溶けやすさを調べた研究結果では、Na2PQQ結晶の方が圧倒的に溶けやすいことが分かりました。今後、安全、安心な食品、医薬品の開発に応用され、薬の服用の多い高齢者の健康維持につながる技術としての貢献が期待されています。

 

【副作用】

 

事実、サプリメント先進国のアメリカでは2008年からすでにPQQを配合した健康食品が発売されていますが、副作用など健康被害の報告はありません。
ラットにPQQを混ぜたエサを食べさせて経過を観察した「経口摂取試験」や、細胞や動物における遺伝毒性の検討、ヒトでの試験など、これまでに行われたさまざまなテストでも、食品素材としての安全性が確認されています。

コエンザイムQ10

【働き】

 

エネルギー産生や抗酸化作用にかかわる補酵素のひとつです。そのはたらきとしてミトコンドリアでのエネルギー産生や抗酸化作用が知られています。1957年ウシの心臓細胞のミトコンドリアから取り出され、「イソプレン」と呼ばれる単位が10回繰り返される構造であることから、その名がつきました。コエンザイムQ10は体内で合成されるためビタミンではありませんがビタミン様物質と呼ばれ、水溶性のPQQと組み合わせると、作用点が異なるためか短期記憶などで相乗効果が認められます。身近な食べ物では、「肉類」「イワシ」をはじめ魚介類などに多く含まれています。<日本コエンザイムQ協会から転載>http://www.coenzymeq-jp.com/index.html

 

■アンチエイジングの切り札日本の人口は2005年から減少に転じました。これからは高齢者の占める割合がますます増えていきます。アンチエイジングが実現できれば、元気な高齢者・熟年者が増え、若者の不安も取り除かれ、社会に活力が生れます。アンチエイジングに役立つ物質とはどういうものでしょうか?それは生命活動になくてはならず、年齢とともに細胞から失われていく成分です。これをサプリメントとして補給することが可能で、元気が出てきて、肌がつややかになるなどの効果が実感でき、当然ながら安全である必要があります。コエンザイムQ10はこれらの条件を全て満たしています。「100年に一度の素材」あるいは「アンチエイジングの切り札」と呼ばれる所以です。

 

■コエンザイムQ10の役割人が生きていくために必要なエネルギーは、細胞にあるミトコンドリアと呼ばれる工場で生み出されています。1957年、エネルギーを生みだすための酵素を助ける補酵素(コエンザイム)としてオレンジ色の物質が発見されました。キノン構造をもち、側鎖が10単位あるので、コエンザイムQ10と呼ばれています。現代社会はストレスが多く、これが原因で活性酸素が多く生成し、細胞が錆びつきやすくなっています。これを防ぐのが抗酸化物質ですが、コエンザイムQ10はビタミンEやビタミンCと並び最も大切なものの一つです。

 

■20歳から失われるコエンザイムQ10ひとときも休まず働き続ける心臓の役割は体のすみずみまで栄養と酸素を届けることです。このポンプを動かすエネルギーを作るためにはコエンザイムQ10が欠かせません。心臓のコエンザイムQ10含量は20代がピークですが、40代で30%、80代では50%以上失われます。程度こそ違いますが、肝臓、腎臓、皮膚などの臓器でも減少することが確かめられています。老化の重要な一因として加齢によるコエンザイムQ10の減少を無視することはできないのです。

 

■摂取方栄養バランスのとれた食生活が健康の第一歩です。しかし、食事からだけでコエンザイムQ10を十分に補うことは困難です。サプリメントで補うのが常識的です。欧米では一日100-300mgのコエンザイムQ10が摂取されています。コエンザイムQ10は水に溶けず、油に溶けやすい素材なので、油分を含んだ食事直後に摂取することが大切です。空腹時では十分に吸収されず効果が半減してしまいます。体内吸収力は個人差が大きく、6倍くらいあります。50mgで十分な人もいますが、300mgでも足りないという人もいます。効果を十分に体感できないときは摂取量を増やしてみてください。

 

■体感体中のあらゆる細胞がコエンザイムQ10を必要としているので、サプリメントをとることにより実感できる効果は一通りではありません。よく聞かれるのは、疲れにくくなった、元気はつらつになった、肌が美しくなった、二日酔いがなくなった、足のむくみがとれた、目覚めがよくなった、スポーツの疲れが早く回復するようになった、集中力が増した、頑張りがきくようになった、風邪を引かなくなった、歯ぐきがしっかりした、頭痛がおさまったなどです。

 

■トップアスリートも注目アスリートの願いは筋力アップと持続力の強化。エネルギーを生み出し、運動による筋肉細胞の破壊を抗酸化作用で防ぐコエンザイムQ10は力強い味方になります。オリンピックの金メダリストなどトップアスリートがひそかに愛用しているのには理由があるのです。

 

■これを知っていれば通コレステロール低下薬としてよく知られているスタチンは同時にコエンザイムQ10の生合成を阻害し、これを減少させます。スタチンを飲むならコエンザイムQ10を一緒にお飲みください。心臓のバイパス手術を予定している患者さんが一日300mgのコエンザイムQ10を二週間飲むと、確かに心臓にコエンザイムQ10がとりこまれ、そのミトコンドリアの機能が向上しました。またパーキンソン病初期の病状の進行を遅らせたとの報告もあります。<転載ここまで>

 

 

【副作用】

 

コエンザイムQ10の使用に関連した重篤な副作用は報告されていません。1日1200mgの摂取でも目立った副作用の報告はありません。妊婦および授乳期の安全性については不明であるため使用は避けてください。抗凝固剤(抗凝血剤)のワルファリンの作用を減じる可能性があります。

マグネシウム

【働き】

 

マグネシウムは、古代ギリシアのマグネシアという地域で採れ、白マグネシウムと呼ばれていた物質に含まれていたことから、マグネシウムと名付けられました。
マグネシウムは、ほとんどすべての生合成反応や代謝反応に必須のミネラルです。
ミトコンドリア内のエネルギー生産経路において重要な役割を果たし、その全体的な機能的役割を強化します。
体内では多くが骨に存在していて、骨の構成成分でもあります。骨以外にも様々な細胞内に存在していて約300種の酵素反応に関わっています。
老化は、Redox(酸化還元)バランスのアンバランスと考えられており、マグネシウムは大変優れた抗酸化物質です。
一酸化窒素は血管拡張という大変重要な働きがありますが、これはマグネシウムの存在があるからです。
マグネシウムの欠乏は、ミトコンドリア機能不全を引き起こします。
呼吸能力低下、ROS産生増加、インスリン抵抗性の亢進、2型糖尿病と関連してます。
ATP産生低下により、インスリンによるグルコースの取り込みや、β細胞におけるインスリン分泌などの、エネルギー消費が制限されるためです。
ミトコンドリアにほとんどのマグネシウムがあります。(クレブスサイクル前の)解糖系の8のうち6つのステップに関与しており、マグネシウムの低下は糖尿病のサインです。マグネシウムの欠乏は炎症と全身のストレスを引き起こします。
心臓や脳のミトコンドリアや細胞質において酸化ストレスが増加することによって、ほとんどの心血管疾患や脳血管疾患が引き起こされています。
世界の人口の80%の人は、マグネシウムがが欠乏していると考えられています。
ラットの研究では、マグネシウム低下が心筋細胞において、P因子、炎症細胞、サイトカイン、ROSを増加させ、抗酸化物質低下させた結果があります。
マグネシウム欠乏は線維芽細胞の老化をもたらす。マグネシウム欠乏によるカルシウムチャンネルの解放によって、炎症と、NF―kBの活性が増加します。高フルクトース食、低マグネシウム食は、酸化ストレスを増加させ、インスリン抵抗性とメタボリックシンドロームを引き起こします。
マグネシウムは体内で700〜800もの代謝反応に関与しています。
マグネシウムの必要量は、RDAでは350-400mgとなっていますが、その2倍は必要になります。
100年前は食事から500mg程度摂取できていましたが、現代では200mg/日程度と半分以下になっています。
このため不足したマグネシウムをサプリメントで補う事は効率的とされています。

 

■マグネシウムの働き・エネルギー産生:ATP-Mg・膜の安定:神経の励起や、筋肉の収縮を減らす・タンパク質産生:NMDA受容体など3751ものMg関連受容体が蛋白に存在する・RNAと DNA:核酸の機能的完全性に必要・GTP、ホスホリパーゼC、アデニル酸シクラーぜ、グアニル酸シクラーぜの補因子・700-800の酵素反応・チャンネルの機能調整:特にK, Ca, Naチャンネル・細胞間シグナル:酸化・神経、筋の機能身近な食品では,、海藻類では「干しヒジキ」「コンブ」「ワカメ」など、魚介類では「サクラエビ」「マイワシ」「アサリ」など、野菜では「大豆」「豆腐」「納豆」などの大豆製品、「玄米」「アーモンド」「ごま」などの種子にも多く含まれています。

 

【副作用】

 

現在のところ、通常の食品を摂取して、マグネシウムが過剰となり健康障害を起こしたという報告はありません 。マグネシウムを経口的に過剰摂取しても、腸管からの吸収が抑制され、速やかに軟便・下痢を起こして排泄されます。また、過剰に吸収されたマグネシウムは速やかに尿中に排泄されるため、軟便、下痢以外の過剰症が起こることはまれです。医薬品では、腎機能が低下している場合、高齢者や便秘症患者、長期間の「酸化マグネシウム製剤」の経口摂取により、高マグネシウム血症を起こすことがあり、国内でも「酸化マグネシウム」使用に関連する死亡を含む副作用症例が複数報告されています。このような条件では注意が必要です。妊娠中のマグネシウムの摂取は、直接胎児には影響ありませんが、胎児の骨組みや歯をつくるカルシウムの働きを助ける効果があります。食事摂取基準では、通常の食品からのマグネシウム摂取量については耐容上限量を設定していませんが、医薬品 (制酸薬、緩下薬) やサプリメントなどを大量に摂取した場合、過剰摂取による消化器症状 (下痢) が起こる可能性があるため、通常の食品以外からの摂取量については耐容上限量 (成人350 mg/日、小児5 mg/kg体重/日) が設けられています。

ナイアシン

【働き】

 

ナイアシンは水溶性ビタミンB群の一つで、ニコチン酸とニコチンアミドの総称です。重要な抗酸化物質として作用し、ミトコンドリアの損傷を防止します。その他の役割は、エネルギー作り、脂質や糖質の分解、皮膚・粘膜の炎症防止、イライラやうつ病の防止に効果があります。統合失調症の改善、うつ病の改善、変形性膝関節症の改善に効果があると報告されています。また、高齢のマウスにこれを投与したところ、糖尿病の回復傾向が見られたと報告されました。なんとそのマウスの臓器状態は、若い頃の状態にまで修復されていたということです。また、マウスの筋力が再生され、ほかのマウスより長生きしているため、筋肉の再活性化促進効果もあると報告されています。500種近い酵素の補酵素として働くナイアシンは、不足することで様々な症状を引き起こします。ペラグラ(pellagra)という病気になることも知られています。18世紀にスペイン人医師によって医学書に初めてこの病気が紹介されました。ペラグラのおもな症状には、赤い発疹ができる皮膚症状、口舌炎や下痢などの消化管症状、神経障害の三つがあげられます。
1日に必要なナイアシンの量(推奨量)は、18〜49歳男性では15mgNE、50〜69歳男性では14mgNE、70歳以上では13mgNEで、18〜29歳女性で11mgNE、30〜49歳女性で12mgNE、50〜69歳女性では11mgNE、70歳以上の女性で10mgNEとなっています。身近な食品では、肉類では「豚レバー」、魚介類では「カツオ」の他、「エリンギ」「ピーナッツ」など豆類、緑黄色野菜に多く含まれています。

 

 

【副作用】

 

サプリメントなどで過剰に摂取すると、皮膚発赤反応(ナイアシンフラッシュ)の恐れがあります。
ナイアシンは水溶性ビタミンですが、ニコチンアミドは1型糖尿病の治療薬として、ニコチン酸は脂質異常症(高脂血症)の治療薬として使われることがありますが、大量摂取した際に、副作用として、消化不良、重篤な下痢、便秘、肝機能低下、劇症肝炎など、消化器系や肝臓に障害が生じた例が報告されています。そのため、耐容上限量(過剰摂取による健康障害をおこすことのない最大限の量)は、18〜29歳男性では300mgNE、30〜69歳男性では350mgNE、70歳以上で300mgNEです。18歳以上の女性では、250mgNEと設定されています。
妊娠中のナイアシン(ビタミンB3)の摂取は、流産や先天異常のリスクを減少させる可能性があると発表されています。

リボフラビン

【働き】

 

リボフラビンは黄色い色素で、着色料として食品添加物に使われることもあります。吸収されたリボフラビンは生体内で変換されて、糖質、たんぱく質、脂質の代謝、エネルギー産生に関与する酸化還元酵素の補酵素として働きます。「発育のビタミン」ともいわれ、発育促進に重要な役割を果たすほか、皮膚、髪、爪などの細胞の再生にも関与しています。その他「美容ビタミン」ともいわれており、皮膚と粘膜の働きを正常に保ち、皮膚を正常の機能に戻す働きを持っています。さらには、エネルギー獲得、脂肪酸の代謝、情報伝達、薬物や外来物質の代謝にも関与しています。不足すると、皮膚や粘膜の機能を正常に保つことに関係していますので、口内炎、口角炎、舌炎、脂漏性皮膚炎、角膜炎などを起こします。また、成長期の子どもの場合は、リボフラビンが不足すると成長障害を起こします。エネルギー消費量が多い人ほどビタミンB2を必要とするので、活動量の多い子どもの場合、不足しないように注意する必要があります。他には、リボフラビンは偏頭痛に悩む人による研究で予防薬として評価されてきました。一日の推奨量は、女性では18〜49歳で1.2mg、50歳以上で1.1mg、男性では18〜49歳で1.6mg、50〜69歳で1.5mg、70歳以上で1.3mgとなっています。身近な食べ物では、「豆類」「酵母」「レバー」「牛乳」「卵」「緑黄色野菜」などに多く含まれています。

 

【副作用】

 

水溶性ビタミンであるため、余剰分が尿中に排泄され体内に蓄積しにくいことから、多量摂取による過剰障害は起こり難いと考えられています。実際に過剰投与を行った研究でも、健康被害は報告されなかったことから、耐容上限量は設定されていません。妊娠中のリボフラビン(ビタミンB2)の摂取は、ビタミン不足を補う栄養補給と考えられています。

※疾患のある方又は妊娠中、産前産後、授乳期の方は、服用前に必ず担当の医師や薬剤師に相談してください。

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