不妊症とミトコンドリアの関係
不妊症とミトコンドリアには深い関係があった！
女性の卵子が老化する原因
35歳を過ぎたころから、女性の卵子は急速に老化が進と言われています。
晩婚化が進み、女性にとっては不安の種になっていますが、現在、ミトコンドリアによる治療が効果的であることが判明し、、ミトコンドリア量を増やすことで、卵子の老化を遅らせる事が可能となると考えられています。
今後、ミトコンドリア治療は、不妊治療の根本的な対策になると期待されています。
不妊治療で５人誕生 ミトコンドリアを卵子に注入！！
体外受精の際に、精子と一緒に母親本人の細胞内にあるミトコンドリアを卵子に注入する新たな手法で、４人の女性から５人の健康な子供が生まれたと大阪市の不妊治療クリニックが発表しています。
海外では250例を超す実施例があり30人以上出生しているが、国内で子供が生まれたのは初めて。
ただ臨床研究で実際の効果が確かめられておらず、専門家からは有効性や安全性を疑問視する声が上がっています。
実施した某大阪クリニックによると、21人の女性にこの手法を実施。
事前に摘出した卵巣組織の一部からエネルギーを作り出す細胞内器官のミトコンドリアを採取し、父親の精子と一緒に卵子に注入した。
そのうち６人が妊娠し４人が出産。
５人が生まれた。１組は双子とみられます。
2015年12月に日本産科婦人科学会が臨床研究としての実施を認めていた。
卵子の「ミトコンドリア機能」が受精、着床、妊娠へ導く！！
ミトコンドリア機能を見直してみませんか？
ミトコンドリアは卵子の質と大きく関係していて、ミトコンドリアの働きが弱まることで卵子の働きも弱ってしまいます。
ミトコンドリア機能を上げることで、卵子の質は上がり、妊娠率は必ず上がると考えられています。
■年齢別の卵子の数
ミトコンドリアとは私たちの各細胞（全身で約60兆個の細胞があります）そのすべての細胞に1-1000個ほど存在しており、たくさんの「ATP」というエネルギーを産生してくれています。
このATPこそが私たちの「生きている源」です。
実は卵子は全ての臓器のなかで一番ミトコンドリアを多く持っています！
（卵子1個に約10万個のミトコンドリアがいます！）それだけのミトコンドリアが必要なくらい、卵子は大切で繊細ということです。
ミトコンドリアは、加齢・ストレス・食生活の乱れ・栄養の偏り・悪い腸内環境・有害重金属・炎症などなどよって減少・機能低下します。
ミトコンドリア不足、機能低下は、すべての細胞の衰えにつながりますが、ミトコンドリアを最も多く含む卵子は真っ先に影響を受けてしまいます。
その結果質のいい元気な卵子はできなくなってしまい「不妊症」の原因になるのです。
つまり、健康なミトコンドリアを増やすことは「不妊症」の改善につながるのです。
